６月８日
毎年恒例となっている大浅間ゴルフクラブへお邪魔しました。
とてもお世話になっている池田支配人はお忙しいとのことで、日経ゴルフ３人衆（高橋・渡辺・子安）がプレーを楽しみました。（もちろん取材です！）



東京出発時、雨に降られながらも大浅間ゴルフクラブへ近づくにつれ小雨になり、プレー時にはうす曇りと絶好のコンディションでプレーができました。
グリーン上では浅間山から芝目を分かっていながらも今年もやられてしまいました。
緑も夏を前に最高の状態になっており、フェアウェイもグリーンの状態も良く、一足早いリゾート気分を味わってきました。



池田支配人：いらっしゃいませ。いつもありがとうございます。
高橋・渡辺・子安：おはようございます。いつもお世話様です。今年もよろしくお願いします。
渡辺：（今度こそ、やってやるぞぉー！）
支配人：せっかくのリゾートゴルフ。思う存分満喫してください。



高橋：大浅間ゴルフクラブはいつ来てもコースの状態は良いですね。（レストランから眺めて）
支配人：コース管理には気を使っています。しかし、今年はイノシシの被害に遭いました。大雪の影響で山にエサが無く、ゴルフ場まで出て来ました。
グリーンはシートを被せていたので大丈夫でしたがフェアウェイには掘り起された跡が残っています。
キツネ・タヌキは当たり前なのですが、イノシシは高さ１ｍの柵を造っても飛び越えたり、最後には正面玄関から入って来ました。頭が良いのですね。軽井沢にはクマが出たらしいですよ。
高橋・渡辺・子安：クマですか？（ひえぇ～）



渡辺：東京では朝方まで雨が降りましたが、こちらは？
支配人：降りましたが、ここ（大浅間ゴルフクラブ）は火山灰の上に土を盛って造ったコースなので水はけが抜群に良いのですよ。開場時にはアイアンで打ち込むと火花が散ったそうです。
現在の木々も苗から育ったもので、昔はコースの隅々まで見渡せたそうです。
高橋：歴史を感じますね（昭和３８年５月１９日開場）。
渡辺：今日もたくさんのお客様が来場されてますね。
支配人：季節も良くなり、多くのお客様がお見えになられております。本日もフリーで来られたメンバーさん同士でスタートされていました。 そろそろスタートのお時間ですね。

＜スタート前に練習グリーンで浅間山からの順目・逆目をしっかり確認、大浅間ゴルフクラブではこれをチェックしないと大変なことになります＞




～ラウンド終了～
高橋：楽しくプレーさせていただきました。さすがに涼しい（肌寒い）ですね。以前４月末に来た時には、朝方は”雪（みぞれ）”が降りビックリしました。休憩所ではストーブがたかれてました。
支配人：大浅間ゴルフクラブは標高９９２ｍ、真夏でも３０度を越える日は何日もなく、クーラーを使うこともほとんどありません。ここ追分（御代田町）は軽井沢の隣ですが季候が違い、こちらは湿気も霧も雨も少ないので避暑地には最高です。（あとで調べたら佐久市は年間の”長い日照時間”と”少ない降雨量”が国内でも有数な都市だそうです）



渡辺：今日はバックティからプレーさせてもらいました。
支配人：どうでしたか？楽しんで（苦しんで？）頂けましたか？？
渡辺：・・・

―　当然のごとくタフな大浅間ゴルフクラブのコースに高橋・渡辺・子安ともに大叩きとなりました。「身のほど知らず」ってやつです　－



子安：フェアウェイ、ラフも芝付が良いですね。
支配人：フェアウェイは２ｃｍ、ラフは４ｃｍに刈っています。以前は５ｃｍ（ラフ）でした。
渡辺：フェアウェイもフカフカで気持ち良いですね。ラフも芝が密集し立っていますね、ボールが沈んだり浮いたり、茎も強く非常に難しい状況になりボールが浮いていると”だるま落し”になってしまいます。
支配人：７ｃｍの時もありました。
高橋・渡辺・子安：エッ・・・(その時じゃなくて良かった)



高橋：コースのイメージはどのような感じでしょう？
支配人：大浅間ゴルフクラブのコースは男性的です。バックティからは距離がありタフなコースになります。
ホールも白樺、松林でセパレートされ真直ぐなホールが多いです。
ここはグリーンが難しく浅間山からの芝目を読み違えると３パットは当りまえとなります。それがまた面白いところです。
渡辺：パットは本当に難しいですよね。キャディさんに「打つ前にラインを聞いて下さい」と怒られてしまいました。（自分では結構、「パットの名手」と思っていた、それは間違いでしたスミマセン）
支配人：そうですね。ここのキャディは”一人前になるのに３年”かかります。そのほとんどがグリーンの勉強です。ラインを読むのが難しく、必ずキャディが付いてのラウンドとなっております。





子安：支配人の好きなホール、苦手・嫌いなホールは？

支配人：１６番（１９５ｙ、パー３）が綺麗で好きですね。ティーグランドからの日本アルプス、八ヶ岳連峰の眺めが最高です。９番（４４４ｙ、パー４）・１８番（３８９ｙ、パー４）も浅間山へ向かってのティーショットは爽快です。
高橋：まさに高原ゴルフという感じですね。眺めは圧巻です。
支配人：苦手、難しいホールは多いですね（笑）。１番（４５７ｙ、パー４）は距離もあり２打目が左足下がりになります。４番（４６３ｙ、パー４）も距離が長く力が入ります。１７番（３７６ｙ、パー４）右ドッグレッグは右コーナーの松林に入れると２オンが難しくなります。しかし、何と言ってもグリーンですね。グリーンの傾斜以上に浅間山からの芝目を注意しないといけません。それはもう嫌と言うほど経験しています。
渡辺：そうですね。下りの順目はボールが止まりませんよね。
高橋：大浅間ゴルフクラブではそれがたまらなく面白いのでしょうね。私達には手に負えませんでしたが・・・



 

支配人：グリーン上だけでなく、砲台グリーンでは正確なアプローチが要求されます。
高橋：全てが難しい・・・。






子安：クラブハウスの２階には宿泊施設がありますね。
支配人：シングル、ツイン、スウィートと１７室ご用意しております。佐久市街、日本アルプス、八ヶ岳連峰に面した浴場があり、その眺めは最高です。

渡辺：ご苦労されていることは何でしょうか？
支配人：メンバー様のお顔を覚えるのには苦労しますね。来場され受付の際にメンバー用のカードをお出ししなくてはいけません。新しくご入会されたメンバー様、お久しぶりにご来場されるメンバー様には、前日からお写真を眺め間違いないように気を使います。
コースの管理でもメンバー様より「管理者の目ではなく、プレーヤーの目で見てチェックし、もっと良くしてくれ」とご指導頂いております。



高橋：クラブライフはどうでしょう？
支配人：メンバー様には「予約なしで来場されてもプレー可能」と使い勝手の良いクラブです。私達従業員も「アットホーム、ファミリー的な雰囲気」でお迎え、ご対応させて頂ける様に心がけています。
高橋：大浅間ゴルフクラブはメンバー本位のクラブですね。



渡辺：これから良い季節を向かえ、お忙しくなりそうですね。
支配人：はい、頑張ります！いつも最高のコンディションでプレーして頂けるよう努力し、ご来場された全てのお客様に楽しん頂ければと思います。
高橋・渡辺・子安：お忙しいところありがとうございました。 ゴルフ会員権を検討されている方へご紹介させていただきます。



～後書き～
大浅間ゴルフクラブはリゾート地の名門コース、地元のメンバーはもちろん東京・名古屋・新潟方面からも多くの人が来場し、「アットホーム、ファミリー的な雰囲気」で一日を楽しく過ごせます。
メンバーを最優先に考えているゴルフ場であり、また、来場した全ての人達も満足されるでしょう。
私達も毎年お世話になっており、そして楽しくプレーさせて頂いております（感謝）。



大浅間ゴルフクラブはコースも広々とし距離もたっぷりあり豪快なショットとグリーン回りでは正確なショットが要求されます。
また、グリーン上では浅間山からの芝目を読みきれるかがスコアメイクのカギになります。来場するたびにコースコンディションの良さには感心、気持ち良くプレーさせて頂いております。
コースから望む浅間山、日本アルプス、八ヶ岳連峰、佐久市街も爽快であり魅力のひとつです。