８月４日（金）
雲ひとつない快晴、取材の日和としては最高です。東京からアクアラインを利用すると２５分で木更津北IC、インターを降りて５分で木更津ゴルフクラブに到着です。東京湾アクアライン経由の路線バスも利用できる、交通の便が非常に良いゴルフ場であります。 



司・黒木：おはようございます。今日一日取材を宜しくお願いします。
専務：天気が良くてコースの写真も綺麗に撮れそうですね。宜しくお願いします。プレーをご一緒いたします白石理事長を紹介いたします。
白石氏：宜しくお願いします。

司：早速ですが、木更津ゴルフクラブは一言で言ってどのようなゴルフ場でしょか。
専務：コースは比較的アップダウンの少ない丘陵コースです。場内には杉・檜の豊な自然林が多く残され、大小さまざまな池水に映えるその景観がとても美しいゴルフ場です。ビギナーから上級者まで何回でも挑戦意欲を駆り立てられる飽きのこないレイアウトになっています。

黒木：開場は昭和５３年とお聞きしましたが、発足は日経新聞グループだそうですね。
専務：はいそうです。その後平成１６年に会社更生法が決定しましたが、翌年平成１７年１１月に会員による中間法人設立案が認可され、間接株主会員制で再建されました。





黒木：現在は更生手続きも終結していますね。
専務：はい、平成１８年３月には名義変更も再開されました。
黒木：なるほど、紆余曲折があり現在の木更津ゴルフクラブがあるのですね。 





黒木：専務はプレー中にどんなことを心掛けていますか。
専務：コース管理の経験がありますので、芝の状態を気にしながらのプレーになってしまいます。特に夏場はグリーンが１番気になります。
(２０１１年４月末で芝生００７へのグリーン改修終了しました。また、サイドバンカーの移設・改修も完了）

黒木：専務がお好きな相性の良いホールは何番ですか。
専務：相性が良いわけではありませんが、１５番ホールが好きです。打ち下ろし、打ち上げの真直ぐなホールです。グリーンは２グリーンで杉林に囲まれており、コースには春になると桜が咲き非常に美しいコースです。

黒木：木更津ゴルフクラブに在籍していますメンバー数を教えて下さい。
専務：正会員が１,３５９名、平日会員が２０４名です。



司：男女の割合を教えて下さい。
専務：正会員男性１,２０７名、女性１５２名です。平日会員男性１４３名、女性６１名です。

司：メンバー様の平均年齢は？
専務：正会員が５７,９歳、平日会員が５８,１歳です。

司：登録されている法人・個人の割合は？
専務：正会員は法人４１８に対し個人９４１人ですので、３：７の割合です。平日会員は法人２５名に対し個人１７９名ですので、１：９ぐらいでしょうか。



黒木：平成１８年３月から名義書換再開されましたが、何名の方が名義書換をされましたか。
専務：３月１日から８０名の方が名義変更をされ、１４０名の方が新規にご入会されました。



黒木：木更津ゴルフクラブの施設又はコースで「ここはこだわっています！お薦めです！」というところはありますか。
専務：バンカー改修工事をいたしました。バンカー砂を愛知県豊田産の希少価値のある白いバンカー砂を使用しました。また、傾斜のあるバンカーに特殊なネットを床に張り、雨でも砂が流出しないようにいたしました。

黒木：木更津ゴルフクラブの名物ホールとその理由を教えて下さい。
専務：名物ホールはインコース１５番ホールです。当クラブドライビング推奨ホールです。豊富な自然林にかこまれて、季節により美しい景観を見せてくれます。 

　

司：クラブハウスやコースの管理で苦労されていること、心掛けていることは？
専務：南房総特有の粘土層の土壌で排水不良箇所が多いため排水改修工事は年間を通して行っています。

司：練習施設はありますか。
専務：打放しが９０ヤード９打席あります。アプローチとバンカーの練習場も新設しました。



黒木：お昼になりましたが、レストランの雰囲気はどうですか？
専務：雰囲気は明るいと思います。１０番ホールのフェアウェイと池を見下ろす全面ガラスと高い天井が明るい雰囲気を演出していると思います。

黒木：濃いグリーンのテーブルクロスとゆったりとしたアームチェアーが落ち着いた雰囲気をかもしだしていますね。
専務：有難うございます。静かで明るい感じのレストランが自慢です。





司：これは食べて欲しいという木更津ゴルフクラブの自慢料理、名物料理を幾つか教えて下さい。
専務：会席料理「木更津御膳」（２,１００円）は地元の食材をふんだんに使用した料理長自慢のメニューです。それと現地で香辛料などを調達した 「マレーシアシーフドカレー」（１,３７０円）これは香り高いスパイスとココナッツミルクがたっぷりで人気があります。あと、お持ち帰りされるお客様が大変多い「ヒレカツサンド」コーヒー付（１,５８０円）も人気が有ります。



黒木：料理で工夫されていることは？
専務：４点あります。まず１点目はメニューの一品一品に鋭い個性を持たせること。
２点目は食材のもつ香りや味、食感を大切に最大限引き出すこと。
３点目は温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は充分に冷やして出すこと。
４点目は器から料理、サービスにいたるまで全て最高のおもてなしをすることです。
黒木：なるほど素晴らしいですね。
専務：また、豊富なメニューの食事と飲み物をゆっくり楽しみたいと言う会員様の要望もあり、休憩時間は５５分間とっています。





黒木：木更津ゴルフクラブの女性会員についてお聞きします。女性会員は先程正会員平日会員合わせて213名とお聞きしましたが、制限はありますか。
専務：設備上の関係から制限を設けております。（女性の入会は女性会員より譲り受けること）



黒木：女性施設の評判はどうですか。
専務：はい、脱衣場の床の張替えを行い明るい色のタイルカーペットにいたしました。化粧台のライトも明るくし、トイレ内に生花を飾ったり、ロッカー通路に鉢物を増やすなど細かいところに気を使っております。風呂場はシャワーカーテンの設置、風呂桶、椅子の全交換をいたしました。
黒木：なるほど、女性会員様の評判もますます良くなるでしょうね。

黒木：では、女性プレーヤーにとって1番難しいホールは何番ですか。
専務：アウト1番ホールが1番難しいと思います。４５７ヤードのパー５です。フェアウェイが途中で狭くなり、ダラダラと打ち上げになっています。かなり難易度が高いホールです。



司：木更津ゴルフクラブでは、休日のフリーでの来場は可能ですか。
専務：フリーでの来場は可能です。９時頃に２～３組の枠は有ります。天候にもよりますが結構利用されております。 ただ、ご来場前に電話をお願いしております。

司：平日のフリーでの来場はできますか。
支配人：可能ですが利用される方は少ないため組合せに苦慮しています。会員様はお一人でのプレー（セルフ）も出来ます。

黒木：バックティーの利用はできますか。利用制限はありますか。
支配人：平日、４人の場合はＨＤＣＰ合計６０以内であればマスター室に申請していただければ、ゲストのみでも可能です。ただ、土日休日は会員の同伴が必要となります。また、３人の場合はＨＤＣＰ４５以内です。





司：木更津ゴルフクラブの競技会は年間何回ありますか。
専務：現在３６回の開催競技があります。月例杯の開催の他１月から１２月まで、月毎に１個から２個の開催競技会があります。

司：平日会員対象の競技会はありますか。
専務：桜花杯（１月）菊花杯（１０月）が平日開催競技会です。このほかに新年杯（１月）、ゴールデン杯（５月）、開場記念杯（９月）が平日会員様も参加可能です。

司：ユニークな競技会はありますか。
専務：今年の３月に初めて開催したのですが、全ホールから一斉にスタートするショットガン方式による競技があります。この競技会は会員が結束して新生木更津ゴルフクラブに生まれ変わった記念大会です。大変盛り上がりました（笑）





黒木：キャディ数は？キャディ付とセルフ選択可能ですか。
専務：ハウスキャデイ２３名、アルバイト３０名前後の登録者がおります。原則はキャディ付きですが、会員が同伴される場合はセルフプレーも可能です。

黒木：木更津ゴルフクラブの従業員の方々がお客様に対して心掛けていることはありますか？
専務：すべての従業員が木更津ゴルフクラブのスタッフである事に誇りを持ち「会員様とゲスト様を大切に思う心」でお客様に接することを心掛けるようにしております。



黒木：ジュニア育成のお手伝いをされておりますか。
専務：ジュニア育成ではありませんが、地元中学生にゴルフに触れていただく「エンジョイゴルフ・ジュニアスクール」を毎年開催しております。



黒木：木更津ゴルフクラブの研修生の人数と所属・専属プロ、出身プロのお名前を教えてください。
専務：所属プロは岡本 政善（支配人）、入盛本 寛の計２名です。研修生は３名おります。





黒木：メンバー様に何か一言有りましたらお願いいたします。
専務：フェアウェイの目土、グリーンのボールマーク直し等コースメンテナンスにいつもご協力いただきまして大変感謝いたしております。

司：最後に、木更津ゴルフクラブにご入会をご検討されていらっしゃる方々に支配人様から何かお薦めのおことばをいただけますか。
専務：はい、わたくしは全てのお客様に気持ちよくプレーして頂けるよう、コースメンテナンス、施設の管理等従業員と一丸となって頑張っております。どのお客様にも公平な対応をするよう心掛けております。アクセスの面でもコース状況の面でも自信を持ってお薦めできるゴルフ場です。是非、ご入会をご検討してください。

司・黒木：今日はお忙しいところ、ありがとうございました。ゴルフ会員権を検討されている方へご紹介させていただきます。