※平成２０年２月より上坂支配人に代わり、佐藤取締役部長が着任されました。取材は上坂支配人在任中のものです。

９月２６日（火） 天気はあいにくと曇りで今にも雨がふりだしそうな、ちょっと残念なお天気になってしまいました。
本日は千葉県野田市にある紫カントリークラブ　あやめコースに伺いました。



本田・黒木：おはようございます。今日は一日取材をよろしくお願いします。
古川企画部長：本日はよくいらっしゃいました。日経ゴルフさんのホームページはよく見ています。
紫カントリークラブ　あやめコース・紫カントリークラブすみれコースを多くの方に知ってもらうには本当に良い企画を持ってきていただきました。
黒木：ありがとうございます。バッチリ取材させていただきます。

本田：紫カントリークラブ　あやめコース・紫カントリークラブすみれコースのある野田市は千葉県の最北部の本当に“とんがっている地域”にありますね。
古川企画部長：そうです、野田市は東を利根川、西を江戸川、南を利根運河と周囲をすべて河川に囲まれた全国的にも珍しい地理的特徴をもっています。従って、コースは平坦で広々とした林に囲まれた地形になっています。



本田：“紫カントリークラブ　あやめコース”はセミパブリックコースということですが、会員様は何人ぐらいいらっしゃいますか。
支配人：紫カントリークラブはご存知だと思いますが、“紫カントリークラブ　あやめコース”と“すみれコース”があります。
“紫カントリークラブ　あやめコース”はセミパブリックコースで、登録会員が６３３名おります。登録会員は「グリーンフィが全日５割引き」になります。
“すみれコース”はメンバーシップコースです。
黒木：半額はうれしいですね！
支配人：登録会員の優遇面は、特に金額と月例会への参加資格（毎月1回実施）ですね。予約などは通常通りとなります。



黒木：今日は“紫カントリークラブ　あやめコース”を取材させていただきますが、後日“紫カントリークラブ すみれコース”も取材させていただく予定でおります。
さっそくですが、紫カントリークラブ　あやめコースは一言でいったらどのようなコースですか。



支配人：紫カントリークラブ　あやめコースの開場は昭和３６年です。今年で４４年の歴史になります。
緑深い松林に囲まれた３６ホール、フェアウェイは広々としており、数々のハザードと２ベントグリーンが巧みにレイアウトされております。
コースは東コースと西コースになっております。両コースとも電磁誘導式の乗用カート完備になっています。

黒木：東コースと西コースの特長を教えて下さい。
支配人：東コース・アウトは大きな砲台グリーンもあり、戦略性に富み面白いコースになっています。インはフェアウェイが広く、スコアはまとめやすいです。
西コース・アウトはフェアウェイとグリーンに微妙なアンジュレーションと傾斜があります。インは池があり、やはり、難しさも感じるコースです。全体的に距離は短めで、年配者と女性に人気があります。



本田：では、早速プレーといきますか。支配人はプレー中にどんなことを心掛けていますか。
支配人：コースメンテナンスには気を遣っています。特にグリーンのボールマーク、芽数、速さとフェアウェイのディボットです。また、グリーン上でのマナーや、同伴者と楽しくプレーすることなどに気を遣っています。

黒木：恒例の質問ですが、支配人のお好きなホールは何番ですか。その理由も教えてください。
支配人：東コース８番ホールが好きです。ほぼまっすぐで２００ヤード付近の左の松の木が狙い目で、スタンスが取りやすいからです。



黒木：その反対に苦手なホールは何番ですか。
支配人：東コース１７番が苦手ですね。左右ＯＢで 長いミドルホールになっています。

黒木：では、紫カントリークラブ　あやめコースの名物ホールを教えて下さい。
支配人：東コース７番ホールです。ハンディキャップ１のホールで２００ヤード地点にマウンドがあり、それを越えないと距離が残ります。グリーンの手前に大きなバンカーもありパーをとるのが難しいホールです。



黒木：コースメンテナンスで注意を払っていることはなんですか。
支配人：グリーンとグリーン廻りの整備には力をいれてやっております。また、紫カントリークラブ　あやめコースの特徴でもある松林は維持管理が大変なので、注意を払ってやっています。

黒木：コース管理で苦労されていること、心掛けていることはありますか。
支配人：コースメンテナンスをするタイミング、時間のとり方に苦労しています。おかげさまで来場者が多いためだと、思います。
黒木：なるほど、嬉しい苦労ではありませんか。
支配人：まぁ～そうですね。（笑）





黒木：施設とコースに関してお聞きします。「紫カントリークラブ　あやめコースのここは、こだわっています！お薦めです！」というところは？
支配人：Ｈ１８年７月に東コースも乗用カートが導入され、東西両コースが乗用カートでのプレーになりました。また、２０１０年４月にはクラブハウスをリニューアルいたしました。
アジアンテイストの落ち着いた空間になり、レストランやプロショップも装いを新たにします。
「大切なお客様と１日をゆっくり過ごしたい」という要望もありますので、ＶＩＰルームも整えます。

黒木：登録会員様から紫カントリークラブ　あやめコースに関して何か〈良い点・悪い点〉お話はありますか。
支配人：登録会員様だけではなくご来場いただくお客様からも当ゴルフ場は「気軽にプレーができる」と言う声が届いております。 また、「３６ホールコースにしてはクラブハウスが狭い」と言うご指摘もございます。

  



黒木：レストランの雰囲気はどうですか。
支配人：はい、内装をいろいろと直しましたので、綺麗になって気持が良いと評判です。
黒木：落ち着いたムードで、テーブルも整然と並べられかなりの広さですね。
料理でお薦めメニュー、自慢メニューがありましたら、教えて下さい。
支配人：お薦めメニューは月で替わる『お薦めメニュー』というのがあります。だいたい１，５００円から１，６００円くらいのお値段で、皆様に飽きの来ないメニューをご提供しています。



黒木：料理で工夫されていることはありますか。
支配人：総体的にご年配の方が多いので、手打ちそばにこだわっています。メニューでいうとあやめそば御定食（１，５７５円）は鉄火、巻物、かき揚げが付いた盛りそば・温かそばを選んでいただきお出ししています。このメニューはオーダー数が一番多いです。



黒木：キャディ数はどの位ですか？キャディ付とセルフ選択可能ですか？
支配人：キャディ数は約５０名です。乗用カートセルフの選択も可能です。また、キャディの指名制も発足しました。



黒木：紫カントリークラブ　あやめコースの従業員の方々がお客様に対して心がけていることは？
支配人：ご来場のお客様に”心地良い一日”を過ごしていただくことです。



黒木：それ以外の開催競技会はどのようなのがありますか？
支配人：登録会員対象の競技会に限らず、月2～3回の割合でオープンコンペをおこなっています。あくまでもご来場のお客様に喜んで頂き「紫あやめ３６はいつ来ても楽しいな」と感じて頂きたいというコンセプトのもとにコンペを企画しております。
黒木：たとえば、どのようなオープンコンペを企画されているのですか。
支配人：当コースは航空会社やメディアとタイアップして、毎年3～4回『ガルーダカップ』を開催しています。年1回はバリ島でのプレーを楽しむツアーを催しています。その他多彩な企画を開催しております。



黒木：登録会員様６３３名の内、女性の会員様は何名いらっしゃいますか。
支配人：女性会員は約１００名いらっしゃいます。
今回、女性の化粧室も改装いたしました。女性の方々に気持ちよく使っていただける施設を更に目指し、今後も施設のリニューアルを心がけていきます。

黒木：女性にとって一番難しいホールは何番ホールですか。
支配人：東コースの18番がティーグランドの前に池があり、落としどころが登り坂になっているロングホールで、女性にとってはかなり難しいホールだと思います。

黒木：レディースコンペもありますか。
支配人：はい、あります。



本田：今日は午後ちょっと雨に降られてしまいましたが、大変楽しいプレーをさせていただきました。
プレーをしていて感じたのですが、本当にあらゆるレベルのゴルファーのニーズに応えることのできるゴルフ場であると言うのを直に感じ取ることができました。
ゴルフ会員権を検討されている方へご紹介させていただきます。
最後に支配人様からこれから紫あやめ３６の登録会員を希望される方とご来場をお考えのお客様に何か一言ありましたらお願いします。



支配人：とにかくアクセスが非常に良いことと、東コース・西コースとも、ゴルファー各層がプレーしやすい料金に設定してあります。
東西とも電磁誘導式乗用カートを完備しており、若い方から女性や年配の方も気軽にプレーできるよう環境づくりに常に努力しているコースです。
何よりも、お客様がご来場され『紫カントリークラブ　あやめコース　今日は楽しかった！』と思っていただけるように、従業員一同気持を一つにしてお待ちしております。