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井戸端会議

『またマドさんが凄いギアを入手!!』 その1

『またマドさんが凄いギアを入手!!』
アイアン、ドライバー、FWウッド、リシャフトと自分に合ったギアを揃えてきたマドさん、いよいよ最後(?)となる新たなギアを入手。
そのギアは”パター”、一度打っただけで購入決定、オーダーメードで出来上がりは12月下旬予定、いったいどんなパターなのでしょう。


井戸端会議 マドさん①

偶然の出会いは、ゴルフショップの店長の一言から始まった



1ヶ月ほど前行きつけのショップに行くと、店長から『これを打ってみてください』と1本のパターを差し出されました。

1回打って『これはっ!!』、打感が良いのは直ぐに解りましたが、すっと後ろに引ける...何で??重いのですが、重く感じないのです。
パターヘッドのバランスが、前後左右スイング中めちゃくちゃ良いんです。
それに金属ヘッドですが、樹脂インサートの様な柔らかいタッチで打てるのです。
ヘッドの形状は、オデッセイNo.9&キャメロンデルマータイプ。

私は心の中で、『試打パターだけれど、このフィーリングはこのパター以外に出ないのではないか...これを買おう』 よし決めた。
そして私は『店長、これに決めました。これを 売ってください』と即答しました。

店長は『ま~そんなに焦らないで』と、『今度(パター製造元の)ショップがフィッティング会をやるから待ちなさい』と。
私は心の中で『フィッティング会まで待てない、このまま購入したい!』気持ちを抑えて店を出ました。
そしてフィッティング会までの1ヶ月、首を長くして待ちました。


井戸端会議 マドさん①

思ったとおりのタッチが再現できる




その行きつけのショップの名前は”Wizard”(英和辞典によると”魔術師、名人、専門家、天才”)、その通りと思います。
Wizardさんとの出会いは6年前、知人の紹介で住まいの近くに個人のショップがあるからと紹介され、クラブを買い替える相談をしたのが始まりでした。

店長から『まずアイアンを決めましょう』と言われ、いろいろ試打を繰り返し、その中で合ったものを決めオーダーしました。
番手間のピッチ(重さ、ロフト、シャフトの長さなど)をきちんと揃えてメーカーで作ってもらいました。
出来上がるまで1ヶ月以上待ったと思います。

届いたアイアンは、大手量販店のものとは異なり、ピッチのバラツキが少ない素晴らしいクラブでした。(買い替える前のクラブはかなりバラバラでした)
約1ヶ月間4~5ラウンド使い、慣れたころ少し球が引っ掛かることに気が付き、ライ角を1度フラットに調整してもらい完璧なクラブとなりました。


井戸端会議 マドさん①

=MADOさんのクラブ紹介=
1W、3W、5W NICKENT/アメリカ製日本仕様
シャフト Fire Express MAX WBQ 65S(1W, 3W ) 75S(5W)
4I~PW、AW、SW(カムイ TANZO) シャフト N.S.PRO 950GH R
57度ウエッジ イオンスポーツ PRIDE PROTOTYPE
パター:オデッセイ PROTYPE (フィルミケルソンタイプ)



その1ヶ月後、ドライバーを決めました。
計測器で、弾道・スピン量・ミート率などを測定し、最も合っているものに決めました。
1ヶ月後、3Wと5Wもドライバーと同じメーカの同じタイプを買いました。

さらに1ヶ月後、5Wと5Iの間を何で埋めるか? 4Iにしました。
もう1本持てるので、所属コースを考え57度のウエッジを選びアプローチ強化としました。

井戸端会議 マドさん①

素晴らしいシャフトとの出会い



時間が掛りましたが、この様にじっくりと作って行き、バランスの良い満足いくセッティングが完成しました。
その後、あのシャフトに出会い、ドライバー → 3W → 5Wとリシャフトしたことは、以前にご紹介したとおりです。
このシャフトも『これ打ってみて』と店長に言われ、1発打って欲しくなりリシャフトしました。
何が言いたいかというと偶然の出会いなんです。しかも失敗していません。Wizardさんとは相性が本当に良いのです。

井戸端会議 マドさん①

Wizard 試打室で納得のフィッティング



さて、パターフィッティング会当日、パターフィッティングってどうするのだろうか?初めての経験です。
カメラをパターヘッドの前、打つ側からすると正面に1台、パッティングライン後方線上に1台の計2台で同時に動画を撮影します。
これをパソコンでスロー再生しながら各項目をチェックしていきます。
①パッティングライン上のヘッドの動き、つまりストロークの解析
②インパクト時のシャフトと地面が作る角度を求め、ロフトとライ角を決定
③フェースのどの位置、ソールからの高さをインパクトモニター(打つと色が変わるヘッドに張るシールです)で何度か打ってその位置を割り出します。

私の場合、
①は特に問題なし。
②はほぼスクエアーで、試打パターのロフト角は分かっていますから、シャフトの角度から3度に決定。
③フェースの上の方で打っていることが判明。これより重心位置を試打パターより何mm高くする。
という具合に、試打パター(標準設計パター)からのズレを設計に盛り込みます。

井戸端会議 マドさん①

7kgのステンレスから削り出される



パターメーカーはBENOCKさん(ちなみに、我が住まいから車で10分、Wizardさんは方向は逆ですが同じ距離)、キャドを起こし、キャドから機械で約7kgのインゴットより削り出し加工を行う、加工技術屋さんの一貫製造です。

材質はステンレス製、ライ角やロフト角の調整は折れてしまうので不可能とのことです。
価格は、この標準設計のパターからのズレの分がオプションとなりプラスされます。
私の場合は3点の変更ですので、約2万円のプラス。

井戸端会議 マドさん①

世界に1本のオリジナル・パター



そしてオリジナルグッリプの装着、パターの性能には全く無関係のヘッドへのネーム入れ、ヘッドカバーは別買なので、その価格とイニシャルを刺繍してもらうこととし、余計なところにお金を掛けて、な、なんと、見積もりで10万円を超えてしまいました。

『まっいっか~』って、その場で発注しちゃいました。
完成は12月下旬、待ち遠しいです。自分への良いクリスマスプレゼントです。
実践報告は入手後、乞うご期待ということで、来年ですね。

それでは、皆様良い年をお迎えください。


井戸端会議 マドさん①

ゴルフシューズには、
「MADONOとNISSIN(所属コース)」の文字

 


井戸端会議 マドさん①

グローブは、
「FJ ピュアタッチ」


井戸端会議 マドさん①

ボールは、
「タイトリスト pro V1X」