４月６日（木）晴れ
本日はテレビ東京「ゴルフの王道」でお馴染みのニュー南総ゴルフ倶楽部を訪問させて頂きました。
ニュー南総ゴルフ倶楽部は法人会員のみで高級志向の接待ゴルフ場として建設され、日本屈指のコース設計者加藤俊輔氏が手掛けたゴルフ場です。
ワングリーンで戦略性も高く、且つフラットでお客様にも喜ばれる倶楽部だと聞いているので大変楽しみにしていました。

プレーの方は片山孝徳取締役支配人とグリーンキーパーの荻原修課長とご一緒させて頂きました。





本田・黒木：おはようございます。
支配人：おはようございます。今日は私も楽しみながらプレーをしたいので宜しくお願いします（笑）。

本田：支配人から「ニュー南総ゴルフ倶楽部」を簡単に教えてください。
支配人：はい、ニュー南総ゴルフ倶楽部は法人会員制倶楽部として昭和６０年に開場し、ゴルフコース設計の第一人者・加藤俊輔氏の試みと企みがほどこされた１８ホールです。
高低差の少ない丘陵地という恵まれた地形に約２万本の植栽でホールをセパレートして、絶妙に配置されたウォーターハザード、バンカー、グラスバンカー、微妙なフェアウェイのアンジュレーションなどロケーションの美しいフラットなコースながら、簡単な攻めを許さないコース設計になっています。
本田：黒ちゃん！このコースでいいスコアでたら本物だぞ！！
黒木：はい！頑張ります！
支配人：ハハハハッ、頑張ってください（笑）。今日、一緒にプレーする荻原課長は元日本ハムのプロ野球選手ですよ！
黒木：うわぁ～、ぶっ飛ばしそうですね（笑）。
支配人：一緒にまわると自分が飛ばないみたいで嫌になりますよ（笑）。



 



黒木：支配人がプレー中に心掛けていることはありますか。
支配人：そうですね、同伴者と楽しくやる。そして同伴者に嫌な思いをさせないことです。自分の打ったボールは自分の責任！（道具、キャディ、コースのせいではない！）

黒木：相性の良いホール・好きなホールはありますか？
支配人：好きなのはたくさんありますよ（笑）。５番ミドルホール、６番ミドルホール、１０番ミドルホール、１１番ロングホール、１８番ミドルホールです。すべてティーショットが思い切り打てるからです。

黒木：逆に相性の悪いホール・嫌いなホールはありますか？
支配人：７番ミドルホールで左右にプレッシャーがかかり、私にとってはこのコースの鬼門です。

黒木：ニュー南総ゴルフ倶楽部の名物ホールと言われているのは？
支配人：２番ロングホールでレギュラーティーから５３９ヤード。フェアウェイ右側に平行して２つの池が続いています。
それと１６番ショートホールでレギュラーティーから２１０ヤードあり池越えになるのでダフったらボールはサヨナラです（笑）。

 



黒木：コースメンテナンスで注意を払っていること、心掛けていることは？
支配人：はい、コースを綺麗に見せることとグリーン、フェアウェイ、ティーグランド等いつも同じコンディションに保つことです。ニュー南総ゴルフ倶楽部の初代グリーンキーパーであり、荻原課長とともにコース管理をお願いしている業界内では有名なコース管理アドバイザーの根本等氏（一級芝草管理技術者）をご紹介します。



根本氏：はじめまして、楽しまれておりますか？
本田：はい、グリーンの状態も良く、管理が大変行き届いておりますね。
根本氏：ありがとうございます。このコースには深い思い入れがあって、今はニュー南総ゴルフ倶楽部のアドバイザーとして後進の指導に当たっています。
黒木：へぇー、どのような思い入れがあるのですか？
根本氏：はい、ここに入社前に外周の道路からコースをそっと覗いて見たことがあります。その時、鳥肌が立ったことを今でも覚えています。フラットでこれほどゴルフ場に適した地形をみたことがなかったからです。
こんな理想の地形に日本屈指のコース設計家加藤俊輔先生が手腕を発揮して誕生したのがニュー南総ゴルフ倶楽部です。こんな立派なゴルフ場に見合う芝生管理が私にできるだろうか。
当時３０歳の私は不安と希望に胸を弾ませていた懐かしい思い出が今でも脳裏に焼きついています。
黒木：コースが誕生する時から見てきているので自分の子供のような感覚でニュー南総カントリー倶楽部を管理されているんですね。







黒木：レストランの雰囲気はどうですか？
支配人：明るく爽やかな雰囲気です。

黒木：料理で工夫されていることは何ですか？
支配人：はい 、洋食が主体ですが、ここでもうちの自慢の総料理長を紹介します。



支配人：料理業界の中では有名であるエスコフィ協会会員・レ・クラブ・プロスペール・モンタニエ協会会員の鈴木隆善総料理長です。ゴルフ場レストランには、日本で数人しかいない方です。
総料理長：はじめまして、ゴルフだけではなく、美味しい料理も堪能して帰ってください（笑）。
本田・黒木：はい、ありがとうございます！



総料理長：料理を作ることにあたりいつも心掛けている事は、オリジナリティーに拘り、素材と対話しつつその素材の旬と特徴を最大限に生かし、味の調和と視覚的芸術性を生み出す。そして時代に対応し、お客様の多様なニーズに応える。これらの事を常に念頭に置き、愛情の籠もった料理を提供しております。
大袈裟に言うと一皿一皿に全身全霊をかたむけ、常にお皿の向う側に映るお客様が満足感を得られるかを意識しつつ、努力しております。

黒木：料理で工夫されていることは？
総料理長：はい、オリジナリティーを大切にしております。





 

黒木：ニュー南総ゴルフ倶楽部のお薦め料理はなんですか？
総料理長：毎月変わる私の“お薦め特選料理”と各種揃ったスパゲティー、そして多種の香辛料を使ったオリジナルカレーやつまみのこつぶ貝のぐいのみです。
また、コンペには和洋会席（少人数）やビュッフェ料理（大人数）もあります。
本田：本当にゴルフ場でこんな本格的なカレーを食べたことないよ、黒ちゃん！
黒木：出てくる全ての料理がゴルフ場で出てくる料理とは思えない程、味はもちろん、見た目の良さも最高ですね！楽しくなります。

総料理長：喜んでいただけて大変光栄です（笑）。







黒木：ニュー南総ゴルフ倶楽部のプレースタイルはどうですか？
支配人：はい、あくまでも完全キャディ付の徒歩でのプレーにこだわっています。

黒木：練習場はございますか？
支配人：５０ヤードの１０打席ですが、使用料は無料です。
本田：無料ですか！？いいですねぇ。

黒木：ニュー南総ゴルフ倶楽部の現在の会員数はどのくらいですか。
支配人：法人記名式正会員のみで６５０名おります。うち７％が女性記名会員です。

黒木：先程外人のお客様もいらっしゃいましたね。
支配人：はい、ほかにも芸能人や有名なスポーツ選手もいらっしゃいますよ（笑）。
この前なんかスマップの中居さんと西武の松坂投手が同じ日にきましたよ。もうキャディが騒いで騒いで大変でした（笑）。





黒木：ニュー南総ゴルフ倶楽部ではメンバー様の平日及び休日のフリー枠の有無やフリー来場のついてはどうですか？
支配人：フリー枠は設けていません。法人会員制で接待利用倶楽部なのでフリー来場も受け付けていません。
黒木：そうすると競技などもないのですか？
支配人：はい、倶楽部競技は全く行なっておりません。あくまでも法人接待のお客様を優先するコースなので、土日祝日に競技を入れてしまうと予約が取れなくなってしまいます。
スポンサーなどのオープンコンペなどは行なっております。
黒木：法人企業にとっては接待優先であれば利用しやすいですね。



 

 

黒木：女性施設に関してはどうですか？
支配人：女性施設は大変綺麗だと評判は良いです。

黒木：女性のイベントは何か行なっていますか？
支配人：はい、毎週火曜・金曜は“レディースデー”を開催しています。一般料金よりも多少安くして、プレー終了後にレストランにて、お茶とケーキのサービスをしております。

黒木：女性プレーヤーから見て一番難しいホールは何番ですか？
荻原さん：２番のロングホールですね。女性ティーから５０８ヤードありますから、ちょっと長い！（笑）
黒木：いやいや、男性でも難しいですよ（笑）。



黒木：最後に支配人から一言お願いします。
支配人：ニュー南総ゴルフ倶楽部は年配の方でも若い方でも楽しめます。交通の便の最寄インターから近く、フラットで広いフェアウェイ。１８ホールそれぞれ個性があり、池１４、バンカー７０がうまくレイアウトされて戦略性豊か。“あくまでキャディ付き徒歩プレー”のスタイルにこだわっています。是非一度ご来場頂ければ、ニュー南総ゴルフ倶楽部の良さがわかると思います。



本田・黒木：本当にお忙しいところ誠にありがとうございました。ニュー南総ゴルフ倶楽部は是非また来たい倶楽部ですし、日経ゴルフも会員になりたい倶楽部でした。ゴルフ会員権を検討されている方へご紹介させていただきます。



プレー終了後もレセプションルームで鈴木総料理長自らのフルコースをみんなでご馳走になり、ゴルフ談義と今後の倶楽部の運営やそれぞれの部署の役割などを和やかに楽しく、そして時には熱く語ってくれました。