２月１９日（木）

日本を代表する太平洋クラブ御殿場コース、「プレーしたい憧れのコース」のひとつです。
お天気だけでなく、ゴルフ場のスタッフの皆さんから温かいサービスを受け、「これが太平洋クラブ御殿場コースなんだ」と感動した一日となりました。



渡辺・黒木：おはようございます。よろしくお願いします。
支配人：ようこそいらっしゃいました。
渡辺：本当に楽しみにしていました。
毎年開催される”三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ”、そして”ＥＭＣワールドカップ”の舞台となった太平洋クラブ御殿場コース。本当に楽しみです。



黒木：今日はお天気も良く、暖かいですが？
支配人：近年の冬は以前より暖かくなりましたが、今年は特に暖かい日が多かったですね。
渡辺：でも、富士山からの山おろしで風はスゴイのでは？
支配人：いや、意外と風は少ないです。風がなければ体感温度は高いので、冬でも気持ち良くプレーできる日が多いです。

黒木：太平洋クラブ御殿場コースのイメージは？
支配人：非常に戦略性に富んだコースです。
そして「行って良かったゴルフ場の１位」となったように、多くの方に満足頂けるゴルフ場だと思っております。
そして、そうあるために努力しております。

渡辺：具体的には？
支配人：当然のことながらコースコンディションです。前回来場した時より悪かったらダメなんです。そのためにメンテナンスには気を使い、コースコンディションの維持に努めています。





渡辺：太平洋クラブ御殿場コースの食事は評判が高いですね。以前、雑誌でプロが選んだ食事ランキングで１位だったのを拝見したことがあります。
支配人：毎月、メニューを替え、季節のもの、材料にこだわり、老若男女が楽しめる幅広いメニューを考えております。

北川裕規ヘッドプロからのメッセージ 上達への近道、”太平洋クラブゴルフアカデミー”。 一流スタッフが「一人ひとりに適した指導で、個性豊かなゴルファーを育成します！」

黒木：練習場もドライビングレンジ、バンカー、アプローチと完備されていますね。そして「太平洋クラブ　ゴルフアカデミー（本校）」があります。
支配人：ラウンドを終えてからも遅くまで練習される方も多いですね。
太平洋クラブ　ゴルフアカデミーでは、練習場でのレッスンだけでなく、コースでのラウンドレッスンも行っております。上達の近道ではないでしょうか。





渡辺：ゴルフショップも豊富な品揃えで一般のショップと遜色ないですね。
支配人：国内・海外メーカーの多くの品々を揃えており、最新のクラブをコース・練習場で打つことができます。
黒木：太平洋クラブ御殿場コースに来れば、プレーからレッスン、練習、道具の購入と全てが揃いますね。一日いても飽きませんね。



渡辺：コース、施設だけでなくゴルフ場で働く方も素晴らしいです。『さすが』と感じます。
支配人：プレーだけでなく、太平洋クラブ御殿場コースに居る限り十分に満足頂けたら幸いですね。
そしてお客様の車へバックを積むまで、ゴルフ場を出られるまでサービスが続きます。
渡辺：帰る時に車へバックを積んでくれるのですか？
支配人：はい、そうです。
黒木：帰りに車へバックを積んでくれるサービスってそうそうないですね。
支配人：ゴルフ場を出られるまでサービスが続くのです。簡単ではありませんが、そうあるべきと思っております。

 



渡辺：ゴルフワールドカップが２００１年に開催されましたね。
三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ（以降、マスターズ）は毎年開催されているトーナメントですが、世界規模のトーナメントの開催、大変だったのではないでしょうか？
支配人：大変でした。以前よりトーナメント運営に携わってまいりましたが、ゴルフワールドカップでは全てが違いました。
場所は日本の御殿場での開催ですが、ゴルフ場の中は”アメリカツアー”、全てが違い苦労しました。
黒木：アメリカですか。
支配人：面白かったですよ。そして、色々と勉強になりました。





渡辺：トーナメントでは、素晴らしいコースコンディションを提供されていますね。
支配人：トーナメント開催時に状態が良いのは当然です。
しかし、その期間は１年のうちの１０日間程でしかないのです。
残りの３５０日のほうが長いわけで、それが大切です。
常に最高のコンディションでプレーを楽しんで頂けるように心がけています。
渡辺・黒木：なるほど。（ありがとうございます）

久保田　一彦　グリーンキーパー 北海道出身　昭和43年4月2日生まれ　趣味はゴルフ 黒木：苦労していることは何ですか？ グリーンキーパー：お客様はトーナメントのイメージを持ってご来場されるので、その期待を裏切らないようにすることです。

渡辺：多くのプレーヤーが訪れる太平洋クラブ御殿場コース、トーナメントの開催前はどうなのですか？
支配人：トーナメント開催の前日まで通常の営業を行います。
そこで困るのが”グリーンのボールマーク”、これを解決するために２ｃｍ位のボールマーク大の”カップ切り”を造ったのですよ。
渡辺・黒木：おぉぉ、それを！まさか！？
支配人：そう、その”カップ切り”を使って管理地にある芝を移植したのです。一日１，８００個、それを１週間行いました。
渡辺：一日に１，８００個！？それは大変な作業ですよね。
支配人：大変でした。ですから当時の映像を見て頂くとグリーン上にボールマークが一つもありません。
グリーンキーパーはワールドカップが終了するまで一日も休めませんでした。
黒木：そのような努力があったのですね。
支配人：だから、僕らが一生懸命にやったご褒美として、最終日、最終組、最終ホール、最終ショットで”全盛期のタイガー・ウッズ”のミラクルイーグルショットが生まれたと思っています。（１８番グリーン脇に記念碑があります）

 

渡辺：タイガーのショットは、目の前でご覧になられたのですか？
支配人：見ました。あのショットは”奇跡”、”ミラクル”と言われますが、タイガーの練習を見てきた者から言わせると必然的なものでした。
黒木：入るべくして入ったもの？
支配人：そうです。１８番ホールはタイガーのティショット、デービット・デュバルが２打目を打つ役割でした。
２オンを狙った場合、デュバルは高いフェード打ちなので外すとすると”右か奥”になることをシュミレーションし、そのアプローチの練習をしていました。
渡辺：その事態を予測していたのですね。
支配人：そうです。そのような状況を想定し練習していたのはタイガーだけでしたね。
いつまでも練習していました。
それを見ていた私たちは、あのショットは”入る、入れてくる”と思い見ていました。
黒木：その練習が実践で生きるというのは、さすがですね。
支配人：それでもタイガーは納得していなかったかもしれません。
打つ前にショットをイメージし、ボールの落し所にマークしていました。
そして放たれたボールは、マークの３ｃｍ横に落ちました。
その３ｃｍがカップの真ん中ではなく、カップの横から入っていったのです。
渡辺・黒木：３ｃｍ！？凄い。



渡辺：太平洋クラブ御殿場コースの魅力は、何でしょう？
支配人：ご存知のとおり、太平洋クラブは共通会員権です。
太平洋クラブの系列コースが利用でき、それぞれのゴルフ場にカラーがあり”自分好みのコース”を選択することができることでしょうか。

黒木：そしてメンバーへのサービスも色々とやられていらっしゃいますね。
支配人：太平洋クラブの系列コースを数多くプレーしたり、コンペを開催してくれた会員にはポイントが加算されます。
中でも全コースをプレーした方にはポイントだけでなく、”三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズと同じセッティング”でプレーすることができるコンペに抽選で招待しています。
それを楽しみにされ全コースを年間制覇する方がとても多く、毎年２００名を超える方が達成されいます。
他にも、プロと一緒にプレーができる”太平洋クラブ　ゴルフアカデミー主催のフェローズカップ”や前夜祭が楽しい”軽井沢、白河でのサマーイベント”など、太平洋クラブの会員だからこそ参加できるイベントを各コースで行っています。



渡辺：今後も日本の最高峰のトーナメントとして、また、私達ゴルファーの憧れのコースとして頑張られて下さい。
本日は、とても楽しく、感動の一日でした。ゴルフ会員権を検討されている方へご紹介させていただきます。
渡辺・黒木：ありがとうございました。
支配人：ありがとうございました。また、遊びに来て下さい。